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音で覚える効果

ここでは、語学を始めたばかりの間は文法書などを理解できなくても読み続けることをすすめていますが、それと同時に、

音声教材を使うこと

もお薦めしています。この理由は、耳から聞いた方が覚えやすいからなどということだけではありません。

言葉は基本的には音です。英語を学ぶ理由は、英字新聞が読みたいからという理由より、英語で“話したい”からという理由を持つ方の方がおおいはずです。

話す。
つまり、音でのコミュニケーションです。

このとき、どれだけ文法の知識があっても、皆さんが発する音が間違っていたら通じません。また、様々な単語や、その単語が口語のなかで癒着して発声された場合、

それらがどんな音なのか、という記憶

がなければ、リスニングはできません。
リスニングが出来るというのは、

日々学習の記憶を脳内に積み重ねていく。
英語を聴く。
聴こえた英語を自分の記憶と照らし合わせて、同一のものを発見する照合作業。
(例 apple なら、耳から入ってきた“アップル”という音情報と、頭の中の音情報の照合)
意味を思い出す。
理解する。

このようなプロセスを一瞬で行える習慣がつくということです。

それと同時に、蓄えられた文法知識から語順を予想して、

次にどんな品詞がくるべきなのか

という感覚を鍛えていく。これが英会話の効果的な学習方法です。