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「ミスOK」の英会話への課題

文部科学省の説明資料によれば、今後の英会話では

会話の流れを大切にし
生徒の積極性を大切にする

ことを求めています。
これは、とても歓迎すべき考え方であると同時に、

実はそれほど簡単なことではない

ということを意識して学習していくべきだと思われます。
この流れは当社がかねてより注目してきた、

会話の流れ
英語のネイティブスピーカーも間違えながら話す
不完全な文章
一貫性の無い会話

という、自然そのものの会話を聞くということに通じます。

しかしながら、ミスがOKであるということと、

いい加減
適当な英語

がOKであることは、根本的に違います。

例えば、今まではある物事を説明するために、

正確な単語

を使用することが求められてきました。
三輪のバイクを説明するとき、

トライク

という単語を知らなければ表現が滞ってしまうことがあったとします。
ですが、

三輪の、バイクのような物

というあいまいな表現でも相手に伝えることは十分可能です。

何々のようなもの

という表現は、実際の会話の中では完全に許される方法です。
今後の問題は、正確な単語の知識ではなく、

想像力の有無
ユーモアのセンス

にかかってくるようになります。
先ほどのような、三輪バイクなら話は早いです。
ですが、

概念的な物

を表現する場合は、表現者の想像力、そしてクリエイティビティー(創造力)が必要になってきます。簡単に言えば、

あなたは例え話が得意ですか?
ユーモアを交えて話が出来ますか?

ということです。
何か難しいことを、例え話に入れ替えて、ユーモアを交えて説明して、相手が笑いと共に、共感してくれること。

これが、DIVE LAの狙いでもある、今後の英会話の姿となります。