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“新天地”という言葉は死語になる

「留学とITの危険な関係」で述べたとおり、留学という冒険の魅力が削がれている。

現地に行ったからといって、英語が話せるようになるなんてことは絶対にないのだ。
それどころか、ただの長期の旅行程度にしか考えていないと見受けられる人も多い。

留学はあくまでも、

新天地で自分を試す

自分の人生への積極的な働きかけなのだ。
これを絶対に忘れてはいけない。

一人になり、新しい世界を誰の力も借りないで切り開いていくこと。

新しい出会いをその場の楽しみにおわらせることなく、長い人生で自分にとってプラスとなるネットワークに育て上げること。

ただ、

「留学はとっても良い経験になった。面白かった」

そんな満足感で自分に嘘をついてはいけない。
“良い経験”程度の留学ならその留学は、

失敗だった

ということだ。

今現在、遊学中なら今すぐ帰国をすすめたい。
無駄な時間を使うほど、人生は長くはないのである。