ビジネス英語というと、エリートビジネスマンを連想するのでしょうか、
てきぱきと仕事をこなしていく
というイメージで受け取られています。
ところが、海外では日本と違いコミュニケーションの重要な部分は
ユーモア
によって構成されます。四六時中ギャグを言っていなければならないわけではありません。ユーモアというのは、あくまでも
表現の豊かさ
のことをいうのであって、スタンドアップコメディー(漫才)の技術を必要とするわけではないので勘違いなさらないように。
しかしビジネス英語というと、法律用語やM&Aのようなビジネス用語のような、ピリピリした雰囲気になってしまうのはなぜなんでしょうか。これは教える側(学校)が変えていかなければならない課題でもあります。
ここでは何度も言っていることですが、ビジネス英語に注力するくらいなら人と話をするためのネタづくりとして、スポーツをしたり趣味に時間を使う方がよっぽど有効です。
カチカチの堅苦しい人より、ソフトで面白く生き生きとした話ができる人と仕事がしたいと思うのは日本でも外国でも同じです。
堅苦しいビジネス英語が話せるようになったからと鼻高々になっている人がいたら、その方は仕事のできない方といってもいいはず。
英語なんて多少へたくそでも心が伝わればいいという気持でいてください。
それよりどんどんと好奇心を発揮してアクティブに行動してください。
英語力でも得られない仕事上の達成感を得られるかもしれませんよ。