宣伝広告を見ていると、タレントを起用したものが多いですが、その他には
外国人
を起用した物もかなりあります。
何系の方をさして白人と呼ぶのか定かではありませんが、白人とアフリカ系の方がほとんどです。
アメリカには、
「CMタレント」 ・・・ CM専門のタレントで、CM界では有名なタレント
という仕事があります。
この方達は、ある一定の“イメージ”を備えていて、そのイメージと合致する製品や企業のCMに引っ張りだことなっています。CMタレントたちは、CMを極める職人のようなもので、映画に出たりCDを出したりということはめったにありません。もし進出したとしても、なかなか世間も厳しいものです。
CMタレントのイメージとは、
清廉
家庭
母親
真面目
等々、自分の得意分野をハッキリさせています。
ところが日本のCMに起用される外国人は、そのような固定イメージや、得意なイメージがあるタレントではなく、外国人であればいいという雰囲気です。
雑誌でもテレビでも、カタログでも何でも外人を使うとオシャレになるという安易さがあります。
この頃は日本人でも外国人並に整った方が大勢います。有名でなくてもたくさんいらっしゃいますから、そのような方達を起用し育てた方が良いと思うのですが、こんな所にも日本人の
外国人コンプレックスの影
がちらつきます。
だから外国人の前に立つと、映画スターを目の前にしたように緊張してしまうのでしょう。