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英文法を意識して読む

ここでは「英語は表現力」と言っているため、

「英文法なんてどうでもいい!」

と主張しているように勘違いされるかもしれません。私たちは、英文法も理解していればそれに越したことはないと考えています。

ただ、学者のように細かな文法的誤りを指摘したり、それにこだわるあまり話せなくなったりすることには否定的です。

英文法を理解するには、文法書を読むよりも普通に英文を読む方が覚えが早いです。

ただし、品詞をしっかり言い分けられるというような技術が欲しい方には向かない方法です。

英文を読むとき(新聞でも何でも良いです)、たださらさらっと読んで意味を理解するだけでなく、文型をしっかり意識しながら読んでください。

例えば、主語がこれ、三単現のSが付いている、これは○○にかかる、この文章は関係代名詞が使われていて・・・などという感じです。

一つ一つの単語を追って、その文章の成り立ちを意識していけば、長い文章全体の中の一文として、前後の繋がり(文脈ベース)で文法を見ることができます。

一文ずつ、

「これは過去形です」
「ここが、こうなって、ああなって」

などと暗記しているより実践的な力が付きます。