今までずっとあったもので、語学習得の武器になりそうなものを見つけました。
文字で進行するチャット
です。つまり、筆談。
英会話学校は実際の外国人を目の前にして話す機会を作ることが目的とはいえ、いざ外国人を目の前にすると無駄に緊張してしまいます。
だから、英会話学校で一番苦痛に感じるのは
話しかけられ、返答を求められること (こちら「英会話最も苦痛なことは?」を参考に)
なのだとか。それが証拠に、着席するとき先生を遠巻きに座る傾向があるそうです。
ところで、ある外国語を話す友人にお願いして、スカイプを活用して学習していました。でも、初心者なのでついつい英語で助けを求めてしまうのです。
とはいえ、口頭で覚えたばかりの外国語だけを話すとなると、あたまの中の整理がつきません。
「そういえば、英語を始めたばかりのころもそうだったな」
と思いました。あるとき、ひどい風邪を患い、
「咳が酷いから今日はスカイプできない」
と文字チャットでメッセージを送りました。それからしばらく筆談が続いたのです。
途中からは覚えたての言葉を交えチャットをし始めたのですが、
これが驚くほど効率がいい!
相手の質問に対して、電話で話すときのように即答を必要としないため、本を調べたり辞書をひいたりして文章を作ることができます。
作った文章を送信する前に音読してみて、これでよし!と送信ボタンをクリック。
その繰り返しです。
自分が外国語で書いた事に対して、相手は普通に返答してきます。例えば、イタリア語なら英語でよくつかうリアクションと、同様の言葉が次々飛び出してきます。
esatto! (その通り)
ho capito. (分かるよ)
ciao amico mio. (「じゃあね、私の友人よ」って、しゃらくさいわ!(笑))
このくらいなら、即時使用開始できます。
慣れるまでは筆談ででも素早く作文できるようにすれば、比較的簡単に声をだして頭の中だけで文章を作ることができるようになれそうです。
日本人は文法ばかりで云々と言われますが、それならそこを逆手に取ってまずは筆談(タイプ)で早く会話ができるようにすれば、あとはそれを口から出すだけです。
意外に簡単なのではないでしょうか。