英語の苦手な人や、子供が英語を勉強するときしてしまう勘違いは、

上手な人は速く話す

ということです。日本では、“英語がペラペラになる”という言い方をしますが、このペラペラというおかしな言い方がこの勘違いを引き起こしているようです。

速く話そうとするあまり
発音が悪くなり
通じない／話せない／自信を失う

という悪循環を繰り返します。

このクセを直す方法は、一つ一つの単語をしっかりゆっくり発音しながら、噛みしめるように話すことです。例えば、

過去形の　ed
短縮時の　’d　や　’ve
単語の末尾にある　ｎ　の音や、　ｔ　の音や、　ｄ　の音

これらの音を意識していつもよりしっかりと言ってみてください。

例えば、short　という単語があります。言うまでもなく、短いという意味ですが、発音を急ぐ人は、（あえてカタカナで表現しますが）

ショート

と発音します。何が違うの？とおもわれるかもしれませんが、この言い方では“R”の発音が入っていません。再びカタカナで表現すると、

ショォァト

と発音するとより通じやすい音になります。このカタカナを英語のスペルに並べてみると、

ショォァト
Short

非常に近くなったのが分かります。
全てのアルファベットに音があることを意識して発音しましょう。