リスニングが出来なかった頃、英語を聴くことは勢いよく水が出てくる水道のようなイメージだった。
ダダダダダダ
と全ての単語が繋がり、とぎれがない一連のもの。それが、英語の息づかいが分かるようになってくると、
しゃっしゅっしゃっしゅっしゃしゃっしゃっしゃ
という音が聞こえてくるようになる。そのシャッシャという息づかいの中で、
sh の音や、語尾の ed の音などが聞き分けられてくる。
すると、だんだん単語が聞き取れるようになってきて、聞き取れた単語を頭の中でイメージや意味としてプロセスできるようになり、そのスピードが速くなると
聴ける
という状態になる。その後は、何を言われても普通に
言葉 や 意味
として脳に入っていくことになる。
そして、脳の中で
ストーリー展開
として組み上げられ、
相手の意図
を聴き取るようになる。
ざっくりと英語が聴き取れるようになるまでのプロセスを説明してみたが、このプロセスの習得を速めるのは訓練しかない。
そして、この訓練を続ければ誰でも外国語を聴けるようになる。