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「どもり」も余裕を作るために使う

日本語で話す時、どもってしまうことがあります。

どもってしまう時は、頭の中で自分の考えがまとまっていないのに意見を求められたり、不意に何かを話さなければならないとき等の予想できなかった場面です。

英会話で多くの人が困るのが、この予想のできないシチュエーション。

なんて答えたらよいのか分からない。

そんなとき、私たち日本人はあたまを掻いて苦笑いをしてしまったりしますが、そのジェスチャーは外国人には通じません。日本人がニヤニヤ笑っていると言われるのは、このジェスチャーが通じていない一例だと思います。

答えが見つからない。
でも、何を聴かれているのか分かっている。

そんな時は、どもってしまっても大丈夫です。例えば、アメリカ人でも、

「I, I…. I don’t…. I can’t … I mean…」

こんな話し方をする人は沢山います。というより、全ての人がそうでしょう。
こう言われたら普通の人は、

「早く言え!」

なんて言いません。少しほほえんで、あなたが自分の言いたい適切な言葉を探しているのだと理解してくれます。

英語のテキストにはどもってしまっている外国人は出てきません。(当社のDIVE LAには出てきます)
だから、いつもキレイで流ちょうな英語を話さなければならないという強迫観念を持ってしまいがちですが、

思いっきり言葉に詰まっても大丈夫
どもってしまっても平気だし
「ちょっと待って、言葉が浮かんでこない」と言ってもよし。

つまり、なんとしてでも“余裕”を持つように努力すればいいのです。
意図的に侮辱でもしない限り、言い間違いや言葉が出てこないなんてことは気にすることではありません。