高校での英語の授業を、英語でやるとか。
日本人の英語に必要なのは、そんなことじゃないのです。
伝えたいこと、表現したいことがない人に、英語を教えること自体が無駄なのです。
何も描きたいものがない子供に、無理矢理画材道具を与えて、
「描け」
と言っているようなものです。?
面白くも何ともない。
そんなものが続きますか。
日本人としてのアイデンティティー、自分の確固たる視点、表現したいこと。
それらがあって、その表現場所で
英語
が必要になれば、または、英語が必要になってくるという予想があれば、
子ども達は放っておいても英語を勉強し始めます。?
目的がハッキリした子ども達は、英語の勉強に挫折するということはありません。英語を学ぶ苦労も超えられないのなら、最初から夢なんて追うものではありません。
何のための英語なのか?
それをまず子ども達に意識させることです。
必要かもしれないとか、必要になったときのため
なんてのは、学習動機になりません。まずは、
子ども達に夢や、将来の展望を持たせること
その展望に英語が必要であれば、英語を学べば良いのです。
そして、
外国語を学ぶには “時間がかかる” ことを教える。
自分にチャンスが来たとき、焦って英語を勉強しているようでは、間に合わないのですよ。
だから、まだ学校にいるうちに英語をやっておく。
そんな意識で、中高6年英語をしっかりやれば、トンでもなく英語が上手くなっても良いはずです。
ネイティブと話さなくたって、外国語は学べます。