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映像はほどほどに

英会話を映像で学習することは、効果的なように見えますが、実は気をつけなければならない点も多いことをご存じですか。

例えば、幼児に英語の映画を見せているところを想像してください。

幼児ですから、字幕は読めません。
当然英語も分かりません。

それでも、ストーリーを理解するのです。

不思議なことに、セリフが聞けないのにもかかわらず、

「(登場人物の)○○が、△△△って言ってた」

と、非常に近いことを言って親を驚かせます。

ですが、子供が理解しているのは映像です。言葉ではありません。

演出された映像にはとても力があります。
言葉が全く分からなくても分かったつもりになれてしまうほどの力です。

英会話を映像で学習するときには、自分が映像を理解しているのか、言葉を理解しているのか、その点をしっかりと見極めるようにしてください。