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数学は、やっておいて損はない

日本で単位を取らないでアメリカの大学へ留学しようという方は特に、“数学”をやっておくと意外な武器になります。
英語の話なのに、どうして数学なのか?

それは、アメリカ人は数学が極端に苦手な人が多いためです。
笑い話のようですが実話です。

最近は日本でも数学に限らず学力の低下が言われてはいますが、アメリカ人の数学苦手もかなりのものです。

必須科目で数学を取ると、学校のレベルにもよりますが、驚くほど初歩的な数学が出てきます。それを私たち日本人お得意の勤勉さで真面目に解いていくと、

「おおっ!すごい。どうやってやるの?」

と質問されます。
アメリカ人は出来る人は認める素直な面もあるので、あなたが“出来る人”だと分かると、

「スタディーグループを作ろう!」

と言って寄ってきます。もちろん快く受けて、数学を教えてあげましょう。
すると他のことでこちらが頼りたいとき、相手も快く助けてくれます。これこそが対等の人間関係ですね。

人間関係は人種が変わっても相手のために何かを一生懸命にやる人が、結果的に相手からより多くを得ることが出来る不思議なバランスが成り立っているようです。