初心者のうちは、インプットが多ければ多いほど英語の上達は早くなります。
そのインプットは、“多読”が一番良いようです。
英語教材はさまざまあれども、この世に“英文法”というのは一つしかありません。違うのは、説明の方法だけです。
つまり、福沢諭吉の伝記は何十冊もありますが、福沢諭吉という人は一人しかいないということです。
違いは、書いている人の観点だけ。
その観点の違いが有効なのです。
福沢諭吉の伝記を何冊も読むことで、著者の数だけ多様な観点をインプットすれば福沢諭吉の人物像はハッキリとしてきます。英語も同様に、著者が“こうしたら分かりやすい”という様々な観点で書かれた本を沢山読むことで、“英語”そのものの理解も高まるということです。
中級以上からは、文章的な知識よりは実地に即した様々な英語表現を聞くことの方が学習効果は上がります。