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WHYへの準備を怠らない

アメリカ人の例です。
アメリカ人と日本人の考え方の違いを端的に表すのは、アメリカ人と話している時の、

「なぜそう思う?(Why?)

という質問の多さです。

日本人同士の場合なら、

「なんとなくそう思うんだよね」

が答えとして成立してしまうのですが、アメリカ人はかなりしつこく理由を知りたがります。
もちろん、アメリカ人でも、

「分かんないけどさぁ。なんとなく」

という場合もありますが、私たちは英語を学びたいのにいちいち逃げていては仕方がないですから、その例は無いものとして考えます。

理由を知りたがる、それはなぜか?

これは、アメリカ人流の相手の尊重の仕方だと受け止めるべきでしょう。

アメリカ人はよく、フェアかフェアではないかという事を口にしますが、人に聞く以上、必ず自分も理由を持っていないとそれはフェアではありません。だから、

「あなたの考え方を尊重したい」

という気持ちの表れが、

「WHY?」

の質問の多さだと思います。
だから、自分の中にしっかりとした視点を備え、相手にカチッとした返答を返し、さらに

「で、あなたはどう思う?」

と聞き返してください。きっと、あなたを見る目が激変しますよ。

もちろん、アメリカ人の中にも自分の意見を持たない人もいます。性格は千差万別ですからね。