「英語を学ぶには現地で生活するのが一番」
と、昔から言われている。
果たしてそれは本当か?
既に予想されている通り、答えは“多くの場合本当ではない”と言える。
留学に対して、どの程度の覚悟があるだろうか?
石にかじりついても英語を習得し、その先にあるものを身につける。
初心を忘れず、どんな誘惑にも耐えてみせる。
留学先には誘惑が至る所に待っている。
簡単な例を言えば、外国で生活するということは、普通の人が“観光で訪れる場所”に住むということでもある。いつか映画で見たような、
学校が終わったらビーチでくつろぐ
クラスメイトとのパーティー
砂漠を越え、山を越え、広大な自然の中を一直線に進む道を仲間と車で走る
それがいつでもできてしまう。
実際に映画に出てくる場所に存在する快感もある。
それらを楽しんでいけないということではない。
たまにはストレスの解消も必要である。
ただ、確固たる目的を持っていない人にとって、
誰の拘束も受けない
働かなくてもいい(ビザを持たない場合)
そんな境遇に置かれたら、誘惑を振り切るのは困難である。
留学するまえに是非考えてほしい。
どれくらい本気で自分の人生に働きかける覚悟があるのか。