律儀な私たちは、会話が流れるように進んでいかなければならないと勘違いしてしまうことがあります。
それは、英会話教材等のロールプレイの部分を、
「アメリカ人ってこんな風に話してる」
と勘違いしているためかもしれません。
何か複雑なことが言いたくて、言ってる途中でどうやってまとめたら良いか分からなくなってしまった場合、皆さんがすることは一つです。
「待って、待って。もう一回言うよ」
と相手に言う。
何も言わないで宙をにらんで黙っていてはいけません。
難しい表現は、一度人にぶつけてみて伝わるかどうかを試してみることで確実に自分のものにすることができます。言えないからといって、「ネバーマインド」などと言っていると上達する英語も上達しませんよ。
どんなときでも、時間を稼ぐ。
そして落ち着いて再構成する。
その間相手を待たせるくらいの図々しさは、外国で上手くやっていくには適度かもしれませんね。