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人をもてなすビジネス英語?

当サイトでは「ビジネス英語」などというものは存在しないことを繰り返し強調しています。

ビジネスでは、契約や法律関連に必要な英語は文書で取り交わされることが多いですし、ディベートなどの激しい意見交換の機会を持つ職場は限られています。

ビジネスで英語が必要というシチュエーションで圧倒的に多いのは、

研修生、お客様などの世話(接待)

でしょう。突然この役に抜擢されて焦ったという話はよく聞きます。

あるイベントでゲストとして来日した方を滞在中にあちこち連れていったり、休日観光に案内することは、厳密にはビジネスのシチュエーションではないですが立派な仕事です。この対応如何で今後のビジネスの成り行きが変わってくることだっておおいに考えられます。

これこそ一生懸命勉強してきたビジネス英語を使うときで・・・しょうか?

ここで申し上げたいのは、ビジネスの場で必要なのは英語力というより、皆さんの人間性だということです。帰国時の空港で、

「あなたのおかげでとても有益な滞在になりました。ありがとうございました。今度は私が案内しますよ」

などと、固い握手をするほどの人間関係ができれば“仕事”はとりあえず成功です。

フォーマルな英語がどうしても必要な職場でなければ、最も大切なのは心を通わすインフォーマルな英語です。

そして、その英語も

あなた個人

という魅力的な人物が使うからこそ生きてくるのです。