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外人同士の外人コンプレックス

外国人を観察していると、外国人コンプレックスや英語コンプレックスを持っているのはひょっとすると日本人だけなのではないかと思うことがあります。

例えば、アメリカ人と南米人が英語で会話しているとき。

英語とスペイン語は似ているため、南米人でも英語が得意な方は多いのですが、全く物怖じすることなく多少英語が間違っていてもお構いなしという感じです。

ヨーロッパ出身も同様です。

外人コンプレックスなんてものは微塵も感じられませんし、英語が第二言語だったとしても英語コンプレックスなんて感じません。

いつも同等、かそれ以上という感じ。
むしろ押しが強いといったほうが良いかたもいます。

日本人は

キレイな英語で話すこと

にこだわりすぎています。どんな言葉を話しても、自分の国のアクセントが多少残っていることは絶対マイナスにはなりません。

例えば英語がメインの映画に外国人が出てくる場合。
フランスから来た警察官、イタリアからの移民なんていう設定はよくありますね。
それらのキャラクターは自分の出生に誇りを持っているため、堂々と母語訛りの発音で話します。

イタリア移民にいたっては、イタリア語のリズムを意図的に残すことが文化となっているそうです。

発音は、基本的な部分をしっかりと押さえておけば充分以上です。

ネイティブのような発音

を追うことは無駄です。
それが結果的に英語や、外国人コンプレックスに繋がっていくのだとしたらつまらない話です。