Skypeはとても便利です。
当社でも海外との会議や通話は全てスカイプで行っています。
アメリカ、ベトナム、スイスなど。
ただし、時差がキツイので
「じゃ、だれに合わせるの?」
という問題になってきて、やはり最後は人間の問題になってくるのだと実感しています。
それにしても、いつ話しても無料ということはつい10年前では考えられないことですね。56kモデムで、ICQや、Cu-see-meなどを使って何とかテレビ電話をやってやろうとしていたのがそのくらいの時代です。もう懐かしいという印象になっています。
さて、スカイプですが当然の発想として、
「スカイプには外国人が話をしたくて待っている」
わけですから、語学を無料で覚えられるということにも繋がっていきます。
予想から言うと、一部の良い相手が見つかった方にとってはスカイプで語学習得はとても現実的な話だと思われます。
ただし、やはりセキュリティーの問題があります。
身元がハッキリしないわけですから、怖いです。
遠く離れているからと高をくくってはいけません。
なにしろ、遠く離れているのにただで電話ができるわけですから、距離にはなんの抑止力もないのかもしれません。
それから、ほぼ反転している時差の国などと会話するのだとしたら、相手はどんな仕事をしている人なのかも気になります。どちらかが真夜中だったりすることも多いわけですよね。もちろん、日本在住の外国人のかたもいらっしゃいますから、一概には言えません。
セキュリティーの問題を解決できたと仮定して、その他にスカイプ無料語学を阻むものには何があるのか考えてみます。
当社の知る限り、語学を勉強する方々には、
「語学教室に行っても、教師から質問されたりすると頭が真っ白になってしまう」
「教師の近くに座ると話を向けられやすいため、少しでも離れて座ろうとする」
といった傾向があります。私たち日本人の性質なんでしょうか、
「痩せるためにジムに行く」
のではなく、
「痩せてかっこよくなってからからジムに行く」
というのとどこか似ています。
ばつの悪い思いは誰もが経験したくないところです。
もちろんそんな経験が語学力を鍛えていくのですが、いつもいつもでは気が滅入ってしまいます。
DIVE LAは、そんな経験をしなくても、じっくり落ち着いてリスニング力やスピーキング力をつけることができるように開発されていますが、性格にあった勉強法を心がけたいものです。
スカイプ、どうなっていくのでしょうか。
語学よりももっと楽しい使い方もありそうです。