映画界の巨匠フランシス・フォードコッポラ監督は若い頃、
「サウンドマン(音声係)を探しているんだが」
とあるプロデューサーに言われ、やったこともないのに
「出来ます!」
と手を挙げ、撮影当日までに必死に勉強してその場をしのいだという。
外国人は、強力に自己PRをしてくるため、一見とてもデキそうに見える。
自己主張もハッキリしているし、競争心も強い傾向があるため、私たち日本人は気後れしてしまうところがある。
だが、外国人はコッポラ監督の若い頃の逸話と同様、とにかく機会を得ること、そしてその機会を100%生かしきれば自分のキャリアの役に立つことをよく知っているだけなのだ。
日本人にとっては、
「それってウソじゃないか!」
と言いたくなることではあるが、仕事をしっかりこなせば問題はない。
自分に力をつけるためなんでも挑戦する外国人を、私たち日本人は見習うべき所もある。
ただし、免許や資格のある仕事の場合はこの限りではないのは、言わずもがな。