英語を一度話せるようになったら、そこでやることがなくなるのか？

というと、全くそうではない。

英会話はある一定の場所に身を置いてしまえば、そこに順応した時点で英語の伸びは停止する。それは、人の生活は常に新しい表現を必要としないからだ。それは、当社の「最小努力の法則」に詳しい。

それでも、英語で日常会話をする以上、新しい情報を仕入れていく必要がある。

新しいことは私たち日本人にとってのみならず、外国人にとっても新しいこと。つまり、どこの国の人間であったとしても日々の会話に必要な時事的な話題は知っておく必要がある。簡単に言えば、テレビをみたり、新聞を読んだりすることだ。

英語で話す機会があるのであれば、情報に英語で接しておけば面倒がなくていい。

だから、英語が出来る人の一日は、

BBCやCNNを聞く
英字新聞を読む
NewsweekやLife紙を読む
英語のホームページを読む

といった、英語が苦手な人にとってはうんざりするような量の英語に自然に触れていくことになる。

そこで、必要な英語や新しい用語などを覚えていくわけだ。

結局、英語が一旦できるようになったからといってどこかで停止してしまうのでなければ、英語の上手い人はより上手く、あっちこっちの教材に手を出しているような人は足踏みを続けるという結果になる。

言語にゴールはない。
あるのは妥協だけ。

あるところで妥協することも“実用英語”のために必要であることは付け加えておきたい。
（参考エントリー「Good Enough のビジネス英語」）