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発音とスペルの関係

英会話の勉強をするとき、単語帳などを見て頑張って覚えます。
正直なところ、とてもつまらない作業で、しかも達成感がないために本一冊を確実に終わらせることがとても苦痛です。

でもある程度の単語の暗記プロセスは越えなければなりません。

ところで、英作文をするのでもなければ、英単語のスペルを確実に覚える必要はないように感じます。

そもそもスペルなんて覚えてどんなときに役立つのでしょうか?

それは、発音です。

スペルと発音には密接な関係があります。
スペルを意識せず話すと、発音が非常に悪くなります。
カタカナで発音を覚えようとしている方も、悪い癖ですのでこれを機にスペルを意識する学習方法に変えましょう。

ところで、リスニングのトレーニングをしていると、何となく聞こえる単語というのが出てきます。

でも知らない単語。

そんな時、音を追ってスペルを想像する練習を積極的に行ってください。

例えば、「リアリィ」と聞こえたら、realy(←間違っています)と一応書いてみる。?
そして、自分が予想したスペルをそのまま辞書で引いてみてください。

こんな時役に立つのは、たとえ入力したスペルが間違っていても

代替案

を提示してくれる電子辞書です。いくつか“スペルの近そうな単語”を並べてくれるので、

「Really、ああこれだ!Lが足りなかったのか」

と高い満足感を得られます。こうして出会った単語は忘れる可能性がとても低くなります。

皆さんの耳の精度が上がってくると、スペルの予想の精度もかなり上がってきます。
なので、CNNを聞きながら辞書を引くなんてことも当然のようにできるようになります。

こうやって勉強すると、不思議なことにスペルなんてゴリゴリ暗記しなくても頭の中に発音が関連付いた状態で記憶されてしまうのです。

スペルが正しくできるようになれば、発音も良くなります。
常にスペルを意識してリスニングをし、辞書をひき、発音すること。

これで、一挙両得の学習効果がえられます。