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難しい言葉を使うための英会話?

英語の教材を研究していくうちに、気がつくのは

「より難しい言葉を使うための、より難しい英会話」

を目指している雰囲気です。

例えば、英語を母語とする人達の間でも、綴りが長い単語は、

「ビッグワード」

と言われ、ビッグワードをどうしても使わなければならないシーンでは、若干自嘲気味に使われます。ビッグワードばかりで話す人達というのは、

難しいことをより難しく、権威づけて話す人達

として嫌われます。日本語でもあまり難しい言葉を使って話す人に、

「漢字で話すな!」

ということがあります。何でも簡潔明瞭な言葉で話せる人の方が、

気持

が伝わります。

難しい表現や文法、単語を覚えようとする理由は、TOEIC/TOEFL/英検などの試験対策の方が多いのですが、それらが皆さんの英語の上達を阻んでいることを意識しましょう。

TOEICやTOEFLのために英語を勉強するのではありません。
これらテストでの結果は、英会話力には全く直結しません。

気持を伝える、コミュニケートのための言葉を勉強してください。

決して形式の虜にならないように気をつけましょう。