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能率の悪いレストランのような英語

外食産業に関わっている方ならよくご存じのことですが、

メニューアイテムが多いレストラン

にも2つの種類があります。

一つのレストランは、メニューアイテムが非常に多い。
肉類は全ての種類を取りそろえ、魚介類、加工品、野菜等々、生の食材を取りそろえた上で営業しています。

もう一つのレストランは、メニューアイテムは前出のレストラン並に多い。しかし、食材の幅は格段に狭いとします。

言うまでもないことですが、営業の効率から言えば後者のレストランの方が高いわけです。

前者は、お客様からの注文が入らなかった不人気の食材は腐って廃棄されていくか、鮮度が落ちたものをお客様に提供せねばなりません。

後者は、廃棄される食材も少なく、お客様には新鮮な料理を提供することができます。

語学は、後者のレストランのように学習するべきなのです。

単語帳を必死に暗記すれば、テストでは高得点が獲得できるかもしれません。しかし、それは使わない食材を抱え込むようなものです。非常に効率が悪い。

語学が得意な人や、留学生で要領の良い人は、必死に暗記する人より格段に少ない知識で

通じる英語

を話します。どんな場面に出会っても、頭を働かせてしのいでいきます。
これは少ない食材で創造的な多くのメニューを生み出す能力に似ています。

そして、重要なことは、

これこそがネイティブスピーカー達の話し方なのです。

特に英語のネイティブスピーカーと言っているわけではありません。
わたしたち日本語のネイティブスピーカーにも、どこの国のネイティブスピーカーにも通じる真実です。
そして、これが当社の「DIVE LA」の開発理念でもありました。