英語は話せるようになる前に、聴けるようになります。
もっといえば、聴けても話せないということはいくらでもあります。
日系人の親子で、おかあさんが日本語で話し、子どもが英語で話すという家庭もあります。その場合は、お互いがお互いの言葉を聴いて理解することができるけど、
相手の言語で発話できない
という状態があります。家族の間であれば、それは了解の上なので問題はありません。
ですが困ったことに、他人だとせっかく聴けていても相手に理解できていることを伝えることができません。
ただ、うんうんと言っているだけでは相手はとても不安になります。あなたが分かっているかどうかをしっかりと伝えてあげないと、おそらく会話は途中で停止してしまうことでしょう。
もしかすると、相手はどこかへいってしまうかもしれません。
ですから、こういう練習をお奨めします。
色々と表現することを覚える前に、リアクションを覚えてしまうことです。
リアクションは、
Right.
It’s true.
Really?
No!
Are you sure?
など、とても短いのであっという間に覚えることができるはずです。
まずこれを身につけて、その上でもう少し複雑な発話ができるようになれば、相手をしばらくつなぎ止めておくことができます。
つなぎ止めておく = 話の練習相手にできるということでもあります。
相手を逃がしてはいけません。(笑)