もしみなさんが、
コミュニケートするために英語を学んでいる
のだとしたら、英会話教室やリスニング教材で
学んだあとでもう一つ別の学習をしなければ
実際の会話についていけません。
それが、当社が強調している“口語”です。口語とは、話し言葉です。
間違えていただきたくないのは、
話し言葉 = スラング
ではないということ。スラングとは、少々ガラの悪い言葉使いなどのことをいいます。日本語にもスラングはありますが、これもやはり話し言葉とは別のものです。
「話し言葉を勉強しよう!」
と、書店で“アメリカンスラング集”などという本を手にする必要は一切ありません。
スラング集は、トリビアの類だと覚えておいてください。実際に皆さんが使う必要も、使うこともありません。なぜなら、外国人である私たちがスラングを使うと、とても不自然で滑稽に見えてしまうためです。
口語に話を戻します。
例えば、皆さんが外国人に日本語を教えるための教科書を見たとき、きっと
「こんな風に話すことって、あまりないよね」
と感じるはずです。あまりに型にはまっているため、どこか違和感があるのです。
口語のテキスト化が難しいのは、臨機応変を必要とされる度合いが強いためです。
会話は予想がつきません。何を話すか、どんな展開になるのか、話してみなければ分かりません。
英会話教材に出てくる頻度の高い、空港での英会話には、
挨拶をする
パスポートを要求される
渡航目的を聴かれる
渡航目的を答える
滞在先を聴かれる
滞在先を答える
スタンプを押したあとで、かんたんな挨拶をして別れる
この程度のことが例文として出てきます。これは、あらかじめ慣れておくことで現場に立ったときあわてないようにするため、とても有効です。
ですが、この英会話の知識でネイティブたちと
会話
をしようとするため、多くの人は
「自分の英語が通じない」
「何をどう言ったらいいのか分からない」
と悩むことになります。
普段の例文による学習も大切です。それが全ての基礎になることは間違いありません。
ですが、強調したいことは 「同時に口語にも慣れておいてください」 ということです。
口語の学習は、みなさんの学習の効果を上げますし、何より
「通じない。なぜ???」
と悩むこともありません。
DIVE LAは、そのために作られています。