意外に思われるかもしれませんが、?
英語が上達すると辞書の利用頻度は上がります。
初心者の頃に気付かなかった自分のクセが見えるようになり、
「今までずっとこう言ってきたけど、なんか変だな?」
と思い、辞書で調べる。だいたいそんな時は自分が間違っていることが多いものです。そうして、自浄作用とでもいうのでしょう、いい加減に覚えてきたり、勘違いや知らなかった部分を補完して英語が上達していきます。
外国人用の語学書に、こんなことが書かれていることがあります。
When you are unsure of the meaning and use of __(*品詞など)___, check a dictionary.
(*について意味や用法が分からない場合は、辞書を引きましょう)
どこの国でも基本は同じです。
語学は上達すればするほど疑問が増え、辞書や文法書の活用が促されます。
疑問点を一つずつ消していくことで、知識がすっきりとまとめられ自信に繋がっていきます。特に、テストでの高得点を目指している方にとって辞書は友だちです。
高いレベルまで達した人にこそ、文法書や辞書は役に立つのです。
言うまでもなく、どの言語のネイティブ(私たちなら日本語)でも、辞書は欠かせません。
上達したら辞書が不要になった
などと豪語している人は、中途半端なところで妥協しているだけかもしれませんね。