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なぜ間違えて話せば良いのか

英語を学問ととらえると、

正確さ

がとても大切になってきます。ところが、実際の会話に英語をつかうのであれば、正確さは邪魔なだけです。

会話は休む間もなく続いていきます。
もし、皆さんが苦手な前置詞を間違えたとしても、誰も気にしません。
気にする間もなく会話は進んでいくのです。

聞いている相手も、よほど大きな間違いなら、

「ごめんなさい、もう一度言ってくれる?」
「ひょっとして、こういうこと?」

と聞き返すでしょうが、少し考えれば分かるような間違いに、

「その前置詞は間違いだ、こう言いたいときは、何々を使うんだ」

とは言いません。
外国人にも “察する” という意識はあります。

私たち日本人だって、外国人の日本語に違和感を感じても指摘しないのと同様に、私たちも外国人である以上、間違いはおおいに認められます。

仮に相手が友人だったとしたら、丁寧に間違いをただしてくれることもあります。
間違えてみなければ検証もできないことをよく覚えておいてください。

ここでは繰り返しお話していることですが、

間違いなんて気にしない!(後で心の余裕が出たら気にする)
度胸づけには、勢いで適当に話すことから始めましょう。

間違いが許されない場合は、契約や、金銭が関連してくる場合です。
本当に大切な場合は、代理人を立てるべきです。