英語が話せるようになった人なら、誰でも何らかの
武勇伝
があるものです。
いかに英語を勉強したか?
全く話せなかった自分が生まれ変わった。
画期的な勉強方法を編み出した。
ネイティブと口論した。
:
等々。こういう話は、「はいはい」 と聞いておいて構いません。
本人にとっても、たった一度か、数回しかなかった武勇伝を人に話したくて仕方がないだけということも多いにあります。
こんな “武勇伝” や経験談の中でも、
「本当だろうか?」
と思わせるのは、英語の間違いで相手を怒らせてしまったという話。
有名なのは、
選挙 という意味の英語の発音が違うため、性的な言葉になってしまった
ご飯 という意味の英語の発音を間違え、シラミになってしまった
等ですね。
発音の間違いで、相手が吹き出したり、笑ったり、指摘されたりという恥ずかしい思いをすることはあるでしょう。
しかし、
相手が怒ってしまった。
というのは、大人同士の会話中のハプニングとしては疑わしいことです。よほど話し手が、問題の言葉の前に相手が不快になるような話を好んでしていたなど、性格に由来する部分が隠れていると考えるべきでしょう。
間違えて笑われることはあります。
でも、そのことで人間関係が壊れるなんてことはありませんから、安心してください。
余談ですが、日本のテレビ番組で料理人のことを、
「コック、コック」
と言いますが、英語では「クック」です。コックも性的な意味があり、英語学習の失敗笑い話のネタとして人気がありますね。テレビなどでの外来語の言い方は、英語を勉強し始めたら気をつけて確認してみることをお薦めします。