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テストは不要か必要か

学校での英語教育の成果が上がらなかったためか、テストがやり玉に挙がります。

「テストなんて意味がない」
「テスト用の勉強では話せない」

たしかに、テスト用の勉強をして、一時的な記憶を促すためだけの語呂合わせで単語をおぼえてしまったり、単純なマークシート方式の選択問題ばかりでは意味がありません。

ただし、テストを全面否定してしまってはいけません。現段階で自分がどの程度理解できているのか?

確かめる方法は、テストを行ってみるのが一番です。

英語や外国語は、実際に話せるようになる前に、まず落ち着いた状態で語順を一つずつ確かめ、文法を頭の中で照らし合わせながら書けるようになる必要があります。

主語は何か
動詞は何か
時制はどうか

一つ一つ確かめながら、一文を書き終える。
紙に書いた文字はどこにも逃げません。じっくりと自分の文章が意図したとおりに表現されているかどうかを検証することができます。最初は時間がかかるかもしれませんが、我慢して丁寧に問題を解いていく。

そして、答え合わせをして、自分の記憶の正確さを確認していく。

練習を続けるうち、この作業にかかる時間がより短くなっていき、紙を必要としなくなり、頭の中だけで構成した英語を口から出せるようになります。

マークシートのような選択方式ではなく、しっかりと自分の記憶と知識を頼りに文章を書くことを要求されるテストに節目節目で挑戦してみましょう。