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教えてもらうという感覚を捨てる

当社のDIVE LAは、何も教えません。
そのかわり、勝手に会話が頭に残ります。
勉強しているという感覚を全く持ちません。
「こんな言い方してみたいな」 と知らないうちに耳を澄ませてしまいます。

それは、聴き手が実在の登場人物に親近感を持ち、知っている人に感じてしまうためです。
教えてもらうという受け身ではなく、自らの興味で学習効率をあげていただくため、最高に興味深い素材を提供しているわけです。

何かを学ぶとき、

先生の教え方がうまいこと

はほとんど意味がありません。
それが証拠に、他人が良いと言ったテキストを買ってみたところで、

「何でこんなモノが?」

ということは頻繁にあるはずです。ネット書店の評価を見ていても、星一つから五つまで、よってたかって持ち上げたりこき下ろしたりが普通です。

学ぶとき大切なことは、

できるだけ早く “教えてもらう” という感覚を捨てること
自分自身で知りたいという欲求を強くすること

これだけです。

まずは、自分の興味を駆り立てる努力を自分自身に対して実践してみてください。
そのためには、しばらくは苦痛が伴います。
でも、最初の 「あれっ? 分かる!」 という感覚を得るところまで努力すれば、あとは自動です。

「やめようかな」 なんて気持が出てこないのです。
勉強しているつもりもないのです。
誰かに動かされているのではなく、自動の状態なのです。

大人になると、この心を意識的に作ることができます。
これを啓蒙書などでは、

習慣づけ

と言っていることもあります。
習慣になってしまえば、自分がやっていることすら意識しなくなるのです。
習慣になっていないから苦痛なのです。

とはいえ、努力を最小限にするための要素を、しっかりとDIVE LAには盛り込んでいます。
他人の会話を透明人間のようになって盗み聞きするという体験は、とっても興味深いことでしょう。