リスニングが苦手な方は、こんな経験があるのではないでしょうか?
「なんとなく聞けていたのに、一瞬途惑ってしまい、焦ってその後全て聞けなくなった」
例えば、回りくどい表現に出会ったとき。日本語で言えば、
「私は、?をしたいと思わなかったわけではない」
こんな表現を文章ですることは少ないですが、口語では頻繁に出てきます。日本語での会話なら、
私は?をしたいと思わなかった ・・・・ 否定
わけではない ・・・・ 肯定
だから、肯定なんだと知らないうちに理解しています。仮に理解できなかったとしても、その後の文脈から判断して、総合的に判断しながら会話をします。
この一文が理解できなければ、何も理解できない!!
という強迫観念はありません。
ところが、英語だとこれをやってしまうのです。
あ、なになに?? 今、のはどういう意味??
と思い出そうと躍起になっているうちに、その後の文章も聴けなくなる。
直感というのは、当てずっぽうのようで実はとても信用できる感覚です。リスニングの時は、仮に聴けないことがあったとしても、文脈からの判断で補完できます。
とにかく焦らないこと。
直感で感じた意味を信じて、聴けなかったという思いをすぐに捨て、
その瞬間ごとの言葉に集中してください。