携帯電話のような小さくて、キーが少ない機器でも、それほど不便を感じずメールが打てる理由はなんでしょうか。
キーを打っていると、次の言葉を予想してドンドンと先回りで言葉を選んでくれたり、いつも使っている言葉の癖を覚えていたりする機能があるためです。
ここから分かることは、人の言葉にはパターンがあるということです。
メールを何十通か打ち込むうち、重複する表現がかなり出てくる。
つまり、人は比較的ワンパターンな言葉を使って会話しているということ。
実は、これは実際に人と人が会話する時も同じです。
世界中の人が、自分のパターンを持っていて、日々それらを使い回して会話をしています。
簡単に言ってしまえば、それらを全て瞬間的に別言語にすることができれば、様々な言葉をとても効率的に学習することができます。
携帯メールと英会話。
全然違う事柄に見えますが、意外な共通点があるというお話でした。