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ビジネス英語は読み書き?

ビジネス英語は読み書きの力だけが必要だと考えている方もいます。

ですが、英語を分けて考えないほうが学習効果は上がります。

つまり、基礎英語からビジネス英語は一つにつながっていて、どこかだけを勉強するというのは、全体の学習効率を落としてしまうということです。
当社が力を入れている口語英語も同じ線上にあります。

基礎英語の場合
英語の根本的なルールを定めている。ルールに当てはめて話せば、英語として形になる。パターンを覚えたり、日本で言うところの常用漢字のような常用単語を覚えて、“正確さ”が要求される。基礎ができなければ、自分なりに言い替えて楽しむなどという余裕も出てこない。

口語の場合
発想方法が違うだけ。基礎英語と同じ文法(若者のように、文法を勝手に変えて楽しむのでなければ)、同じ語彙でも十分に口語英語も上手く話せる。
ただし、より雑多な語彙や、知識があったほうが、“面白味”が出る。

ビジネス英語
ビジネスで使う語彙を増やして、基礎英語のような根本的なルールに当てはめる。ここでは、基礎英語と同様に、ビジネス上の誤解を生まない“正確さ”が必要となる。書類作成やメールだけで良いのであれば、ここまでで十分だ。

ただし、外国人とのミーティングで英語を使う場合に、ビジネスの語彙と基礎英語のようなルールだけでは、相手が何を言っているのか理解できない。

それは、ビジネスの席であっても、口語である以上、自由自在の発想で言葉を組み合わせてクリエイティブに話すことになるからだ。相手の自在な発想と同調できない場合は、基礎や応用の正しい英語知識がどれだけあっても、

「何を言っているのか分からない」

という状態になりる。“面白味のない人”に思われてしまう可能性があり、商談がうまく行くかどうかはここにかかってくる。先ほど書いたとおり、 “面白味” は、口語から出てくる。

このように、全ては“英語”である以上、つながっている。

英語が上手くなりたいのであれば、

読み書きだけしか必要ないから

と言わず、基礎から口語までを練習に含めると、将来絶対に生きてくる。

読み書きだけでいい、というのは、もったいない話である。