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教えすぎない教材

当社では様々な英語教材を実際に試し、問題点、見習うべき点などをまとめ、何が学習者にとって利益になるかを研究しています。

日本の教材ばかりではなく、海外の教材も試しています。英語が出来るものは、英語以外の言語に挑戦しています。

海外の教材で途惑ったのは、説明があまりに不親切なことでした。あたかも、

「勝手にやってくれ」

という態度なのです。

それでも始めたものは最後までやるのが約束なので、続けていくと実はこの「勝手にやってくれ」というのが意図されたものであることが分かってきました。

勝手にやってくれという態度に慣れてくると、辞書を使ったり予想読みをする癖がつきます。予想読みとは、辞書のひきにくい言語もありますから、そういう場合に文脈から意味を装うすることです。

そうしているうちに、段々全貌がつかめてきます。

あまり手取り足取りがありすぎると、説明している人にはよく分かっていることでも、聴いたり読んだりしている方にはあまり伝わってこない。

教科書を読むうちに飽きてしまうこともあります。

日本の教材は少々丁寧すぎるようです。

説明されなくても分かることまで説明してあるので、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいます。

程よく突き放す海外の語学教材のような、努力を促す仕組みは是非提案したいところです。