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インプットを心がける

音楽でアドリブといえば、音楽家が楽譜にないフレーズを元の曲を生かして即興で弾くことです。

演劇でアドリブといえば、シナリオにない言葉を、ストーリーを更に生き生きさせるために、その場の雰囲気で役者が盛り込むことです。

突然でたらめなフレーズを演奏したり、セリフを言ったりするだけなら、たんなる気まぐれでアドリブではありません。

会話中でのアドリブはその場の雰囲気を盛り上げ、感覚を刺激します。
友人達との会話で、例えば、面白い先生、上司、タレントであったり、共通の経験などの共通の知識を面白おかしく表現した冗談が飛び出してくると話が弾むということは誰もが経験していることですね。

アドリブというのは高い技術や豊富な情報に裏打ちされた創造です。
小説家が執筆前に膨大な資料をあつめるように、私たちも常日頃から好奇心を持って、様々な知識を蓄えておくことで、アドリブ力を鍛えることができます。

入ってくる情報が多ければ、いつしか出す情報も増えてきます。

まずは、自分の趣味などを徹底的に掘り下げて知識を蓄えておくと、将来きっと役に立つことでしょう。