ご自分が英会話をしているシーンを思い浮かべてみてください。
あなたはそのイメージの中で、
話し手でしたか、聞き手でしたか?
英語上達のためには、上手い聞き手になる方が効果が高いです。
まず、2つの役割の違いを意識してください。
■ 聞き手・話し手
話し役を私たちは
「dominator :ドミネーター (独占者)」
と呼んでいます。英会話の技術を磨く最適な練習方法は、ドミネーターになることではなく、聞き役に回ることです。
聞きながら、様々な表現方法に触れ、別の機会に実践する。これを繰り返すことで、話し役にも聞き役にも自由自在になることができます。
英語上達のために“話すこと”は確かに大切です。
しかし、同時に新しい表現に触れる機会も失いたくないものです。
一日も早く話せるようになりたい
その気持ちはよく分かります。
ですが、相手が様々な表現を使って話すところを見る絶好のチャンスを失うことを考えれば、まずは、
よい聞き手
になる努力をしてください。それがよい話し手になる近道でもあります