アドリブ感覚を鍛える良い方法は、ユーモアの感覚を磨くことです。
普段、人を笑わすことができる方にとっては、かなり障壁の低い訓練です。
ですが、笑わせるのは自信がない・・・
という方にとっては、険しい道になりそうですが、笑わせるばかりがユーモアでもありませんから、少しずつ訓練していきましょう。
ユーモア感覚をつける良い方法は、普段からのインプットをどん欲に行うことです。インプットとは、小説を読む、本を読む、テレビを見る、映画を見るなどして、新しい事柄に触れることです。
そうして得たインプットを活用するトレーニング方法は、
物事を別の言葉で例えること
です。
日本にも世界にも面白い表現がいっぱいあります。
例えば、何かの発表会で自分の番が近づいてくる。もう、観念して「どうにでもして」という気分を表すのに、
まな板の上の鯉
と言ったりします。
笑える表現ではないですが、初めてこれを言った人のユーモアのセンスは大変なものです。
「言ってみればそうだよね!」
という、別々の2つの事柄の符合を見つけ出す感覚は、普段からのインプットの量に左右される力です。
英語を話したいからといって、英語ばかりやっていてもつまらないです。
色々な知識を蓄えることを心がけましょう。